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Agent実行ノード

Agent実行ノード

概要

RSエージェントが入っているクライアントに対してエージェントへの実行指示をおこないます。 指示できる内容にはいくつかの種類があります。

RSエージェントに指示出来る内容

現在は以下の7種類の実行パターンがあります。

list: 接続中のRSAgent(ホスト)の一覧を取得
stat: 対象ホストのステータス情報を取得
get-file: 対象ホストからファイルをダウンロード
put-file: 対象ホストへファイルをアップロード
exec: 対象ホスト上でPowerShellスクリプトを実行
exec-async: 対象ホスト上でPowerShellスクリプトをバックグラウンドで実行
rpa: 対象ホストにインストールされているRPA製品に関する情報を取得

上記リンクになっていますので見たいものをクリックしてください。

list

接続中のRSAgent(ホスト)の一覧を取得します。 RSエージェントのIDの確認をしたい場合に利用します。

Agent実行ノード

※上記の「直ちに一覧を取得して確認」を押下する事で下記のような画面表示をおこないます。

Agent実行ノード

利用シーン

get-fileやexecなどには実行するRSエージェントのIDが必要なため、この機能を使いIDを確認したのち設定する事が多くなります。 なおRSエージェントのIDに関してはロボシュタインのメニュー「RSエージェント」からも確認が可能です。

必須 項目名 説明
一覧の格納先l格納する変数を指定します。
直ちに一覧を取得して確認 押下することで現在登録済みのRSエージェントのIDを一覧で画面に表示します。

stat

対象ホストのステータス情報を取得します。 RSエージェントのCPU、メモリの使用状況を確認したい場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
ステータスの格納先 格納する変数を指定します。

get-file

対象ホストからファイルをダウンロードします。 対象のホストからログ情報や状態ファイル、画像などを取得する場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
ダウンロードするホスト上のファイル名 ダウンロードするファイルのフルパスを記載します。
ダウンロードファイルの格納先 格納する変数を指定します。

put-file

対象ホストへファイルをアップロードします。 対象のホストに対して設定ファイルや実行ファイルなどを配布する場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
ホストにアップロードするファイルデータ アップロードするファイルデータを指定します。
アップロードしたファイルのホスト上のファイル名 アップロード先のファイルパスをフルパスで記載します。
アップロード結果の格納先 アップロードの結果を格納します。

exec

対象ホスト上でPowerShellスクリプトを実行します。 対象のホストに対してPowerShellノードで設定した内容を実行する場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
ホスト上で実行するPowerShellスクリプト 実行するPowerShellスクリプトデータを指定します。
実行結果の格納先 PowerShellの実行結果を格納する変数を指定します。

実行エラーについて

RSAgentノードは32bitのPowerShellを実行する形となっており、64bitPowerShellのみで実行可能なコマンドの場合実行エラーとなります。 下記の様にStart-Processで64bitPowerShellを起動しコマンド実行することで可能になります。

  • Start-Process C:\Windows\SysNative\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe

レスポンス待機時間について

execでは実行結果のレスポンスを1分以上待機できません。 1分以上時間がかかる処理に関しては

  • exec-asyncで処理結果をファイルに出力する
  • 別途処理で出力ファイルを確認する

等の方法を推奨いたします。

exec-async

対象ホスト上でPowerShellスクリプトをバックグラウンドで実行します。 対象のホストに対してPowerShellノードで設定した内容をバックグラウンド実行する場合に利用します。

execとexec-async

exec-asyncは主にバックグラウンドで処理して問題が無い場合(例えばマウス動作などが無い場合)に利用します。 逆にexecはマウス動作が必要な場合や、画面上に表示していないと正常に動作しないものなどを操作する場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
ホスト上で実行するPowerShellスクリプト 実行するPowerShellスクリプトデータを指定します。
実行結果の格納先 PowerShellの実行結果を格納する変数を指定します。

rpa

対象ホストにインストールされているRPA製品に関する情報を取得します。 対象のホストに対して指定したRPA製品がインストールされているかどうかを知りたい場合に利用します。

Agent実行ノード

必須 項目名 説明
コマンドを実行するホストID RSエージェントIDを指定します。
取得するRPA製品の製品名 現在は「RBF:WinActor:BizRobo:UiPath:WorkFusion」の5つが指定可能です。セミコロンで繋げる事で複数RPAの結果を取得します。
実行結果の格納先 PowerShellの実行結果を格納する変数を指定します。