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Googleスプレッドシートノード - 使い方

概要

  • 1つのノードで操作できるスプレッドシートは1つです。
  • 行いたい作業に応じて、操作を追加していきます。
  • 操作は上から順に実行されます。

操作設定例

  1. 「ファイルを開く」スプレッドシートを開く
  2. 「シート選択」シートを選択
  3. 「ファイル名変更」ファイル名を変更
  4. 「グラフ作成」シートにグラフを作成
Googleスプレッドシートノード使い方

初期設定項目

Googleスプレッドシートノード使い方

必須 項目名 説明
認証 使用するGoogleアカウント認証を選択します。
操作対象 新規作成、ファイルを開く、を選べます。

「新規作成」スプレッドシートを新規に作成し操作したい場合に選択します。
こちらを選択した場合、最初に「ファイル名変更」操作でスプレッドシートを作成します。

「ファイルを開く」既存のスプレッドシートを操作したい場合に選択します。
ファイルID 「ファイルを開く」を選択した場合、操作したいスプレッドシートのファイルIDを設定します。
msg.fileIdに値が格納されていればこちらの設定は省略可能です。両方設定されている場合、こちらに設定した値が適用されます。
ファイルIDとは、スプレッドシートを開いた時のURLの黒塗り部分です。Googleスプレッドシートノード使い方
操作 操作の種別を選べます。選択した操作次第で以下設定が変わります。詳細は次項参照。
Googleスプレッドシートノード使い方

操作「シート選択」

操作したいスプレッドシートのシートを選択します。以降の操作は選択したシートに対して行われます。操作するシートを切り替えたい場合は都度この操作でシートを指定します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
シートID 操作したいスプレッドシートのシートIDを設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。シートIDとは、スプレッドシートでシートを選択した時のgid=に続く部分です。Googleスプレッドシートノード使い方

操作「ファイル名変更」

設定したファイル名にスプレッドシートの名前を変更、または設定したファイル名でスプレッドシートを新規作成します。ドライブ内に同名のスプレッドシートがあっても変更、作成ができます。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
ファイル名 スプレッドシートの名前を設定します。現在操作しているスプレッドシートが設定した名前に変更されます。固定文字、変数のどちらでも可能です。
操作対象「新規作成」選択時には、設定したファイル名でスプレッドシートがマイドライブに作成されます。

操作「シート追加」

スプレッドシートにシートを追加します。スプレッドシート内に同じシート名のシートがある場合は追加できません。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
シート名 追加したいシートの名前を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
シートID格納先 追加されたシートのシートIDが格納される変数名を設定します。
シートIDとは、スプレッドシートでシートを選択した時のgid=に続く部分です。Googleスプレッドシートノード使い方

操作「シートコピー」

スプレッドシートのシートをコピーします。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
コピー先ファイルID 選択したシートのコピーを作成するファイルIDを設定します。ファイルIDとは、スプレッドシートを開いた時のURLの黒塗り部分です。Googleスプレッドシートノード使い方
シートID格納先 コピーされたシートのシートIDが格納される変数名を設定します。シートIDとは、スプレッドシートでシートを選択した時のgid=に続く部分です。Googleスプレッドシートノード使い方

操作「シート削除」

選択しているシートを削除します。

Googleスプレッドシートノード使い方

操作「シート名変更」

選択しているシートの名前を変更します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
シート名 変更したいシートの名前を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。

操作「グラフ作成」

選択しているシートにグラフを作成します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
グラフタイプ 作成したいグラフの種別を選択します。選択したグラフタイプに応じて詳細設定の初期値(グラフデータテンプレート)が変わります。
Googleスプレッドシートノード使い方
詳細設定 グラフ作成データを設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
初期値は選択したグラフタイプのグラフデータテンプレート(json)になっています。

Googleスプレッドシートノード使い方

Googleスプレッドシートノード使い方
挿入位置 グラフを挿入する位置を設定します。
チャートID格納先 作成されたグラフのチャートIDが格納される変数名を設定します。

グラフデータサンプル

データと作成されたグラフ

Googleスプレッドシートノード使い方

グラフ作成データサンプル

{
    "title": "成績棒グラフ",
    "basicChart": {
        "chartType": "BAR",
        "legendPosition": "BOTTOM_LEGEND",
        "axis": [ 
            { "position": "BOTTOM_AXIS", "title": "点数" }, { "position": "LEFT_AXIS", "title": "名前" } 
        ],
        "domains": [
            { "domain": { "sourceRange": { "sources": [ { "sheetId": 750525773, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 0, "endColumnIndex": 1 } ] } } } 
        ],
        "series": [
            { "series": { "sourceRange": { "sources": [ { "sheetId": 750525773, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 1, "endColumnIndex": 2 } ] } }, "targetAxis": "BOTTOM_AXIS" },
            { "series": { "sourceRange": { "sources": [ { "sheetId": 750525773, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 2, "endColumnIndex": 3 } ] } }, "targetAxis": "BOTTOM_AXIS" },
            { "series": { "sourceRange": { "sources": [ { "sheetId": 750525773, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 3, "endColumnIndex": 4 } ] } }, "targetAxis": "BOTTOM_AXIS" },
            { "series": { "sourceRange": { "sources": [ { "sheetId": 750525773, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 4, "endColumnIndex": 5 } ] } }, "targetAxis": "BOTTOM_AXIS" }
        ],
        "headerCount": 1
    }
}
項目名 説明
"title": "成績棒グラフ" グラフタイトル「成績棒グラフ」を設定します。
"basicChart": "chartType": "BAR"
棒グラフを指定する「BAR」を設定します。
{ "position": "BOTTOM_AXIS", "title": "点数" }
グラフ下部の見出し「点数」を設定します。
{ "position": "LEFT_AXIS", "title": "名前" }
グラフ左部の見出し「名前」を設定します。
"domain":
データドメイン(集計単位)を設定します。画像のA列(A1~A4)Aさん、Bさん、Cさん、を指しています。
{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 0, "endColumnIndex": 1 }
"series":
グラフの元データの列(行)をデータの列(行)数だけ設定します。画像のB列(B1~B4)国語、C列(C1~C4)算数、D列(D1~D4)理科、E列(E1~E4)社会、を指しています。
「国語」{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 1, "endColumnIndex": 2 }
「算数」{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 2, "endColumnIndex": 3 }
「理科」{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 3, "endColumnIndex": 4 }
「社会」{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 4, "endColumnIndex": 5 }

データ指定について

{ "sheetId": シートID, "startRowIndex": 0, "endRowIndex": 4, "startColumnIndex": 4, "endColumnIndex": 5 }
・sheetId:データの存在するシートIDを設定します。
・startRowIndex:設定するデータの開始列インデックスを設定します。
・endRowIndex:設定するデータの終了列インデックスを設定します。
・startColumnIndex:設定するデータの開始行インデックスを設定します。
・endColumnIndex:設定するデータの終了行インデックスを設定します。
設定する数値(インデックス)はグリッド指定(下画像の様な位置関係)となります。 Googleスプレッドシートノード使い方

操作「グラフ削除」

選択しているシートにグラフを作成します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
チャートID 削除したいグラフのIDを設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。

操作「値取得」

選択しているシートの指定範囲の入力値を取得します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
範囲 取得範囲を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
表記はA1方式、以下例

「A1:D4」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:3」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:C」
Googleスプレッドシートノード使い方
値格納先 取得した値が格納される変数名を設定します。

操作「セルの更新」

選択しているシートのセル操作(値入力、セルの結合・解除、並び替え、書式設定)を行います。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
操作 操作の種別を選べます。選択した操作次第で以下設定が変わります。詳細は次項参照。
Googleスプレッドシートノード使い方

操作「値入力」

選択しているシートに値を入力します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
検索範囲 値を入力する起点のセル番号を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
入力方法1 「最終行に入力」検索範囲に設定した位置に既に値が入力されている場合、空欄のセルまで移動し値を入力します。

「行挿入して入力」検索範囲に設定した位置に既に値が入力されている場合、空欄のセルまで移動し値を入力します。

「上書き」検索範囲に設定した位置に値を入力します。
Googleスプレッドシートノード使い方
入力方法2 入力する値を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
下画像の様に入力したい場合は
Googleスプレッドシートノード使い方

「値入力」セルの区切りはカンマ、改行は改行、で入力します。
Googleスプレッドシートノード使い方

「変数指定」配列を作成し、変数に格納します。
Googleスプレッドシートノード使い方

操作「セルの結合」

選択しているシートの指定した範囲のセルを結合します。

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項目名 説明
範囲 結合範囲を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
表記はA1方式、以下例

「A1:D4」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:3」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:C」
Googleスプレッドシートノード使い方

操作「セルの結合解除」

選択しているシートの指定した範囲のセルを結合解除します。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
範囲 結合解除範囲を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
表記はA1方式。以下例

「A1:D4」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:3」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:C」
Googleスプレッドシートノード使い方

操作「並び替え」

選択しているシートの指定した範囲のセルを並び替えます。

Googleスプレッドシートノード使い方
項目名 説明
範囲 結合解除範囲を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
表記はA1方式。以下例

「A1:D4」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:3」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:C」
Googleスプレッドシートノード使い方
並び替え条件 基準となる列を指定します。
ソート順 昇順、降順が指定できます。

操作「書式指定」

選択しているシートの指定した範囲の書式を指定します。

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必須 項目名 説明
範囲 書式を指定する範囲を設定します。固定文字、変数のどちらでも可能です。
表記はA1方式。以下例

「A1:D4」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:3」
Googleスプレッドシートノード使い方
「A1:C」
Googleスプレッドシートノード使い方
文字色 文字色を設定します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
背景色 背景色を設定します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
文字サイズ 文字サイスを設定します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
斜体 適用、解除を選択します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
太字 適用、解除を選択します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
取り消し線 適用、解除を選択します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。
下線 適用、解除を選択します。チェックボックスにチェックした場合、適用されます。

操作「最終位置取得」

選択しているシートの指定した行or列の最終(空白)位置を取得します。

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項目名 説明
取得種別 「最終行」任意の列の空白位置を取得したい場合に選択します。
「最終列」任意の行の空白位置を取得したい場合に選択します。
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「最終行」を選択した場合に設定します。 設定した列の空白位置を取得します。
「最終列」を選択した場合に設定します。 設定した行の空白位置を取得します。
検索方向 「前から」
 取得種別「最終行」の場合、設定した列を1,2,3・・・行と検索し、最初の空白位置を取得します。
 取得種別「最終列」の場合、設定した行をa,b,c・・・列と検索し、最初の空白位置を取得します。

「後ろから」
 取得種別「最終行」の場合、設定した列を下から検索し、最初に値が入っているセルの下の位置を取得します。
 取得種別「最終列」の場合、設定した行を右から検索し、最初に値が入っているセルの右の位置を取得します。
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最終位置格納先 取得した位置が格納される変数名を設定します。

取得例

  1. 最終行:B列:前から → B3
  2. 最終行:E列:後ろから → E4
  3. 最終列:2行:前から → C2
  4. 最終列:3行:後ろから → H3
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